1997年にイギリスで設立されたAN Motorsport社は、F1コンストラクターやエンジンマニュファクチャラー、Moto GPに参戦するマニュファクチャラーを中心とした顧客に最先端の設計技術を用いた信頼性の高い部品の供給を行っています。長年F1やMoto GPに関わり続けている同社は、「レーシングマシーンではどのような部品が求められているのか、また、どのような技術を用いれば顧客の要望を実現出来るのか」というノウハウを数多く持っており、その開発力・技術力は一目を置かれる存在となっています。
厳格な品質管理を問われる航空宇宙規格のホース・フィッティングをはじめ、液体・気体を問わず多岐に渡りラインナップされる部品は、いくつもの工程・検査を経て顧客の元へ届けられます。
つまり、AN Motorsport社はデザインから生産まで、顧客のニーズに最適な形で応える事が出来るスペシャリスト集団なのです。
AN Motorsport社は、他メーカーでは成立させることができないような難しいデザインでも、数多く具現化してきた実績を持っております。「ホースを通すスペースが狭い」、「使用環境が厳しい」などホース・フィッティングのレイアウトでお困りの際は、是非、一度お問い合わせ下さい。
複数のCADステーション、CNCチューブベンディングマシーン、CMM、テストリグなど最先端の開発設備を整えて開発エンジニアをサポートしています。
AN Motorsport社は、様々な顧客の要求に応え、新しいものを開発し続けることがテクノロジーの発展に繋がると考えています。
熟練した職人がそれぞれのホース規格に合わせて、フィッティングやパイプとホースのアッセンブリーを行います。
チューブ（パイプ）曲げはCNCチューブベンディングマシーンを用います。
溶接は専任のTIG溶接スペシャリストが最適な作業を行います。
ホース、バルブ、カップリングの社内製造能力を補完するために、最大700 barの静水圧試験を実施する能力を持っています。そして、短納期でテストアダプターを製造し、圧力テストの完全性と安全性を確保しています。
また、品質検査は専門のエンジニアを配置し、全ての部品に対して適正な検査を実施しています。
燃料系統・油圧系統・冷却系統など、それぞれの用途や使用環境に応じて最適な素材を検討しデザインを決定します。
標準のJICタイプは勿論、様々な形状や素材を用いた専用設計品の製作も可能です。
直噴エンジンの圧力にも対応するステンレス材を始め、チタンやアルミなどでも製作可能。
ホースと組み合わせてデザインすることで、レイアウトの自由度を上げます。
規格品のパイプ曲げでは実現できない複雑な形状はDirect Metal Laser Sintering（DMLS）で製作可能です。チタン以外の金属材料でも製作できます。
パイプやフィッティングをカーボンコンポジットで製作して、軽量化を図ることも可能です。
配管の脱着時に漏れを起こさないシステムを持つクイック・ディスコネクト・カップリングは、使用する流体や条件に応じて、多数ある製品の中から選択出来ます。
